家具や家電の費用は住宅ローンに組み込めるか?

弊社で家電プレゼントキャンペーンを実施することになった理由

弊社スタッフが住宅購入した際に感じたことが、きっかけ

別の不動産仲介業者で働いていた頃、自らのライフイベントで住宅購入を決意したAさん。
自身の人生の大きな一歩ということもあり、日頃得た知識を存分に生かし、自身とその家族に一番適していると感じられる物件を見つけ、住宅ローンの事前審査を実施し見事承認を勝ち取り、購入申込を行い、無事に売買契約を締結しました!

手続きを進めていくに際し、家族からこんな声が・・・。
『せっかくの新居だから、家具や家電も心機一転で買い替えたい!!』

もちろん、Aさんも賛成し、いざ家具や家電を選定!

しかし・・・実際に探していくと、こんなに沢山買い替えなければいけないことに気づきました・・・。

  • 寝室:ベッド、洋服ダンス、カラーボックス、エアコン
  • 子供部屋:おもちゃの収納家具、子供用ベッド、勉強机、防音マット、エアコン
  • リビング:ソファ、ダイニングテーブルセット、テレビ台、テレビ、エアコン
  • キッチン:冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター、ハンドミキサー、食器棚
  • その他:洗濯機、掃除機 etc...


住宅購入に関する諸費用以外に、引っ越し費用、エアコン代、カーテンレールとカーテン(ロールスクリーン)の費用は見越してましたが、これだけの費用をプラスで捻出するには、万が一に備えて自己資金で補うのは避けたいところ。
そこで、事前審査の承認を得ていたB銀行に、融資額を増やせないか相談することにしました。

ところが、B銀行では、家具や家電に使用する費用は貸せないとの回答。
仕方なく、Aさんは自己資金で購入することを決め、家具や家電を心機一転し、無事に新居へ引っ越しました。

同じ悩みを抱えているお客様からの相談が意外と多かった

Aさんは自身の住宅購入をきっかけに、購入者の方々の為に何ができるか?を考えるようになりました。

まず、どれだけニーズがある内容なのか。
購入相談でいらっしゃったすべてのお客様へ聞いてみました。
正式なアンケート調査を実施したわけではない為、あくまでも肌感覚ですはありますが、約50%の方々が同じ想いをする可能性があるとわかりました。

賃貸から初めての購入を検討している方はもちろんですが、現在も持ち家で、ライフステージの変化と共に買い替え(現住居を売却して、新居を購入)を検討している方も同様でした。

Aさんは早速次のフェーズに移ります。
どうすれば、解決できるのかと模索を始めました。

住宅ローンの考え方について

原則、住宅ローンには組み込めない?

まずはじめに、家具や家電費用を住宅ローンの一部として貸してくれる金融機関がないのか?を、念入りに調査しました。

結論から申しますと、原則、住宅ローンには組み込めないという考え方が一般的のようです。

住宅ローンはあくまでも住宅そのものに要する資金を借りれることができるローンであり、諸費用は購入した不動産の所有権を受け取るまでに必要な資金と定義づけていることが多い。
その為、あくまでも動産である家具や家電は、不動産の一部ではなく、個別に必要とされるプライベートな費用と扱われる。

住宅ローンを借りる際に、金融機関からカードローンやフリーローンがセットで提供される場合があるが、それこそ、家具や家電や引っ越し費用等の住宅ローンでは補填できない部分に使用してもらうために用意された借入枠となることが散見される。

どのような例外があるのか?(※一部の例を記載しております。)

①家具や家電を諸費用としてくれる金融機関がある。

諸費用の一部として家具や家電費用を含められることがある。
ただし、物件価格に対して諸費用額の上限額(割合)が決まっており、その範囲内でのみ可能というケースである。

事前に必要な融資額の枠を家具や家電の名目で取得しておき、決済時までに購入した家具や家電の領収書をエビデンスとして、提出することで融資額に内包される。

②オプション工事や付帯工事との名目で物件価格の一部分とできる場合がある。

多くの金融機関で実施できる印象だが、条件としては以下があげられる。

  • 売主(特に業者の場合)への支払いであること
  • 工事内容と当事者双方の署名捺印が記載された委託契約書が存在すること
  • 費用と名目が記載された請求書の発行されること(委託契約書と一体も可能)

私たちのできることとして

弊社が頂戴する仲介手数料の20%分

ヤマダ電機グループの一員として、できること最大化すべく考えた結果、特典つきのご支援とさせていただきました。

弊社が皆様から成果報酬として頂戴する仲介手数料のうち、景品法の上限である20%分を『お選びいただいた家具または家電の現物としてプレゼント』いたします。
皆様の新生活に向けた第一歩をご一緒させていただくにあたり、より気持ちのよい取引が行えるよう、スタッフ一同努力を怠りません。

衣食住の一角を担う立場として、可能な限り尽力いたします。

ご一読いただき、感謝申し上げます。
今後とも、よろしくお願いいたします。